フィギュアスケートの上海杯の男子フリーの試合を見て思ったことと願うことは・・ - フィギュアスケートを見て知ったこと～全ては世界を映し出す鏡

昨日の夕方、中国で行われたフィギュアスケートの上海杯という試合での男子フリーの最後の数人の演技をライストで拝見しました。

というのはネット上のフィギュアスケートのファンの間で、つい先日から、ある話題で持ち切り状態になっていて、そのことも見て確認したかったからです。

そのある話題とは、先日その上海杯で行われたという男子ショートの試合で、中国のボーヤン選手の演技後に、客席からリンク上に大量のぬいぐるみが投げ込まれたというものでした。それは彼の誕生日をお祝いする意味もあったようです。

けれどそういう行為は、次に滑る選手の時間を奪うことになったり（片づけに時間を取られるから）リンクを傷つけたり、投げ込まれたものが後に残れば、滑る時に引っかかったりして危険になる可能性もあるので止めてほしい、との投稿の数々を目にしました。

確かに昨日見たフリーの試合でも、ボーヤン選手の演技後に、他の選手よりも余計に投げ込まれていて、それを片づけるスケーター達が、リンクの外に向かって、投げつけるようにしていた姿が映し出されていました。

それは限られた時間の中で沢山の物を素早く片づけなければいけないからでしょうが、物を粗末に扱っているように見えたし、何だか美しくないなと思いました。

それ以外では、その試合で優勝したフランスのアダム・シャオ・イム・ファ選手の演技を見て、その身体能力の高さに驚きました！

４回転を何本も跳んでいただけでなく、バックフリップ？を２回も！やっていて、聞くところによると、それは減点対象だったにも関わらず、あえて行って減点されていたとのことでした。

彼は何となくあのネイサン選手に似ているように感じたことがあったのですが、それとリンクに大量に投げ込まれたことと言えば、羽生選手とネイサン選手の試合を、私も思い出さずにはいられなかったので、今回の試合を見ながら、そのことも思い出しました。

そして、あの時ネイサン選手が滑る直前には、今回以上に大量に投げ込まれて時間が奪われたにも関わらず、あれだけの演技が出来たネイサン選手は、やっぱりスゴかった！！と改めて思ったりもしました。

それでも試合が安全に公正に行われるためには、そのような行き過ぎた行為は、今後は一切行われないことを私も願いたいと改めて思いました。

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