「大切なことはすべて君が教えてくれた」 - フィギュアスケートを見て知ったこと～全ては世界を映し出す鏡

つい最近の記事にも書いたように、FODという有料の配信サービスを利用すれば、フィギュアスケートの全日本選手権での全ての試合を、最初から最後までライブで見られると知ったので、思い切って登録してみました。

そしてせっかく見放題なので、その後も面白そうな動画などを検索したりして見ているのですが、つい先日、たまたま目にとまったテレビドラマを見てみました。

それは今から１０年以上も前の２０１１年に放映されたという１０話で完結する「大切なことはすべて君が教えてくれた」です。

そのタイトルに興味を引かれたのと、最終話のタイトルからして最後はハッピーエンドで終わるらしいと想像できたこと、そして主演の一人が３年前に思いがけなく亡くなったあの三浦春馬さんだと知って見てみたくなりました。

実は私は、だいぶ前からテレビをほとんど見なくなったせいか、亡くなるまで三浦春馬さんのことをほとんど知らなかったのですが、何故あのような死に方をしたのか？？も知りたくなったので、それまでに彼が出ていたドラマや映画なども次々に見返すようになった一時期がありました。

そしてとても魅力的な俳優さんだったんだなとも思うようになりました。

先日見たドラマは初めて見るものでしたが、1話４５分×１０話=４５０分（７時間半）を一気に見たので、見終わった時にはなんと夜中の３時を過ぎていました！

途中で見るのを止めてモヤモヤしたままでいるより、ハッピーエンドのすっきりした状態で終えたかったからです。

それはともかく見てみたら、三浦春馬さん扮する主人公が陥る状態が、なんと今の羽生結弦さんとダブルような感じがしました。

そして主人公の結婚相手役の女性の気持ちにも共感できました。

主人公に裏切られたような状態にいるその女性が、周りからひどく責められているその男性を見て、「一番憎んでいいはずの自分が一番彼を救いたいと思った。これが愛なら、愛って苦しい」と心の中でつぶやくシーンがあったのですが、確かにそうかもしれないなと。

けれどその後、真相は明かされていって誤解も解けていく。。そして最後には、トラブルの元になった生徒にも「あなたのおかげで変われた」と言えるようになってハッピーエンドで終わる。

そんなドラマだったのですが、今このタイミングで見ることになったのも偶然じゃなかったんだろうなと改めて思いました。

そして不幸やトラブルなどの嫌なことは、誰もが避けたいと思うけど、実は必要があって起きている。気付いた方が良い大切なことを教えてくれる「ギフト（贈り物）」でもあるのだと改めて教えてもらったようにも思えました。

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