三浦佳生選手の朝日新聞の別刷りの記事を読んで印象的だったことと思ったことは・・ - フィギュアスケートを見て知ったこと～全ては世界を映し出す鏡

以前からお伝えしているように、私自身は新聞を購入してまで読みたいとは思わないのですが、家族の意向で今年は朝日新聞を購読しています。

そしてその朝日新聞には、毎週土曜日に「be」という別刷りが入っているのですが、先週の土曜日のその一面に掲載されていたのは、あのフィギュアスケートの三浦佳生（かお）選手でした。

実は彼が掲載されることは、フィギュアスケートのファンの方達の投稿で前もって知っていたので、どんな記事なのか私も何となく楽しみにしていました。

というのは去年の試合で三浦選手の演技をライストで見て、なかなか良い演技をしていたように見えたので、少なからず注目していたし、今年の春に埼玉で行われた世界選手権では、客席で観戦している姿を、思いがけなくすぐ近くでお見かけしたこともあったからです。

それはともかく今回の記事を読んでみて改めて思ったのは、やっぱり朝日新聞=メディアは、何かと羽生結弦さんを記事に出して賞賛したいんだなということでした。

つい最近も、一面の下の方でも目につく場所に、彼の写真集か何かの広告が掲載されていたし、彼は今でもメディアに愛されてるんだなと。

そして今回の別刷りの記事も、特に一面の最初から最後まで羽生さんのこととセットになっていたというか、彼が如何にスゴイかのエピソードと絡めたことばかり書かれていました。

それはまあいいとしても、その中に一つだけ？？と思ったことが書かれていたのですが、それは、「羽生さんがプロに転向してから感じた変化がある。「ズバリお客さんが減っている」試合会場の空席を見て危機感を抱いた。」

との三浦選手の言葉でした。

以前の記事にも書きましたが、私は今年の春に埼玉で行われた世界選手権を会場まで観に行って、２日間も観戦したのですが、その時お客さんが少ないようには全く感じなくて、むしろ沢山の観客で大賑わいのように見えました。

しかも先にも書いたように、その会場で、その三浦選手が観戦している姿を、思いがけなくお見かけしていたので、危機感を抱いたとの言葉には少なからず？？と思った次第です。

もちろん先の世界選手権のことではなくて、全体的に見て減っているという意味だったのでしょうが、コロナ騒動のこともあったし、羽生さんだけの影響でと一概には言えないのではないかと私も思いました。

それはともかく三浦選手は、「夜明け前の４時半から公園４０週、縄跳びの二重跳び２００回」やっていて、ジャンプを跳ぶために「小学生の時から、お尻に何個あざができてもチャレンジしてきた」とも書かれていました。

それで思い至ったのは、彼に限らずフィギュアスケートの選手達は皆、見えないところで、そのような日々を積み重ねているんだろうな、だからこそ見られる素晴らしい演技の数々なんだろうなということでした。

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