昨夜、東京オリンピックの開会式が無事に行われたので、せっかくだからと私も途中から見てみましたが、なかなか良かったと思いました。
IOC（国際オリンピック委員会）会長のバッハさんは、日本に敬意を表してか、一言ではなくて少し長めの日本語も使って話してくれたり、オリンピックの精神に基づいたことを話されていたからです。
それから、聖火の最終リレーで最後に出てきたテニスの大坂なおみ選手が「ノーマスク」だったことも、彼女らしいというか良かったと思いました。
実は、その場面を見ていた時は、彼女が「ノーマスク」なことに全く気が付かなかったのです。
それまでに、マスク姿の選手達や関係者達ばかりを目にしてきて、内心うんざりしていたにも関わらず、です。
うんざりした理由は、マスクは感染を防がず意味がないと知っているからです。
そしてその時、気が付かなかったのは、彼女の派手な髪の色に気を取られたせいか、違和感がなかったせいか、わかりませんが、後で振り返った時に、そう言えば「ノーマスク」だったような？と気が付いた、というわけでした。
先にも書いたように、大坂なおみ選手が「ノーマスク」だったのは、彼女らしい感じがしたのですが、マスクは意味がないことを人々に伝えるメッセージでもあったとしたら、尚いいなと後で思った次第です。
そして、平和や人類愛を歌ったジョンレノンの「イマジン」が歌われたのも良かったことでした↓
「国なんかないって想像してごらん
国や宗教のために殺し合ったり死ぬことないよ
想像してごらん
みんなが平和の中で生きているって
欲張ったり飢えたりする必要はない
誰もが兄弟なんだから
想像してごらん
みんなが世界のすべてを分かち合っていることを
いつか君たちも一緒になって
世界がひとつになってほしい」
「オリンピックの精神」とは、「スポーツを通して心身を向上させ、文化・国籍など、さまざまな違いを乗り越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって、平和でよりよい世界の実現に貢献すること」です。
今から７０年以上前の１９４８年に、国際連合総会で採択された世界人権宣言の第1条は、こちらです↓
「全ての人間は生まれながらに尊厳と権利において自由にして平等である。
人間は理性と良心を授けられており、互いに友愛の精神をもってふるまうべきである。 『世界人権宣言』第1条」
世界中の一人一人が、この素晴らしい精神を生かし合うこと。そして、この素晴らしい精神を生かした政策が、世界中で行われて実現することを切に願っています(*^-^*)
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